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日米合意「引き継いでいく」 北沢防衛相も表明(産経新聞)

 【シンガポール=宮野弘之】北沢俊美防衛相は5日、訪問先のシンガポールでゲーツ米国防長官と会談し、菅直人新首相がアジア太平洋地域の平和と安定を重視していることを強調したうえで、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を含む日米合意について「次の内閣でも間違いなく国と国との約束として引き継いでいく」と約束し、新内閣として、普天間問題の早期解決をめざし、国民の理解を求めていく方針を表明した。

 これに続く日米韓3カ国の防衛相会談では、北朝鮮による韓国海軍哨戒艦撃沈事件をめぐる国連安全保障理事会での協議を前に、日米韓が今後も連携し一致した行動を取っていくことを確認した。ゲーツ長官は同日の講演で北朝鮮への米国独自の追加措置を検討していると表明している。安保理での対北朝鮮決議をめぐる協議が不調に終わる場合、日米韓による独自制裁を含めた対応を取る可能性もある。

 会談では韓国の金泰栄国防相が、国連への問題提起にあたり、中国やロシアなど各国に調査結果を説明したことなど、現状について報告。北沢氏は会談後、記者団に「国連で協議していくうえで、3カ国が一致した行動を取る必要があると感じた」と述べ、中露両国が決議の採択などに消極的で、安保理協議が難航する可能性を示唆した。

 ただ、その場合も「中国の理解を得て北朝鮮に、これ以上の暴発は自国に危険であることを知らせるメッセージを出し続ける必要がある」と、中国の関与が不可欠だとの姿勢を示した。

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【明美ちゃん基金】「命救われ恩返し」38年前手術の男性 2万ドル寄託(産経新聞)

 38年前の昭和47年、心臓病の子供を救う明美ちゃん基金(産経新聞社提唱)で手術を受けたインドネシア人、クルニアワン・イマサタ・スリスティオさん(45)が28日、東京・大手町の産経新聞社を訪れ、基金へ現金2万ドル(約180万円)を寄託した。外国人として初めて基金の適用を受けた7歳の少年は、いまや世界を飛び回るビジネスマンに。「命を救ってくれた恩返しをしたい」と話している。(油原聡子)

 スリスティオさんは当時、「ニューニュー君(坊や)」の愛称で呼ばれていた。4歳のとき、日本から医療援助で訪れた東京女子医大の故高尾篤良医師により、生まれつき右心室の出口が狭く肺動脈へ十分な血流がない「肺動脈狭窄(きょうさく)症」と診断された。

 日本での手術を切望していたころ、医療援助に来ていた財団法人結核予防会結核研究所の今村昌耕医師(92)と出会った。今村さんは「体格もひ弱で、どこか不安げだった」と振り返る。今村さんの尽力もあり、外国人として初めて明美ちゃん基金が適用され、東京女子医大病院で心臓外科の権威だった故榊原仟(しげる)教授の執刀で手術を受けた。

 帰国後は元気に復学し、米国へ留学して財政学と会計学を学んだ。母国へ戻り銀行や不動産、保険会社などで働いた。現在は総合開発会社の管理職の傍ら投資家としても活動。欧米ビジネスマンに人気の携帯電話「ブラックベリー」2台が手放せない忙しさという。

 セカンドネームの「イマサタ」は、手術に尽力した今村、榊原、高尾の3医師の名前からもらった。

 今村さんとは家族ぐるみのつき合いが続いている。今回の寄託が実現したのも、休暇で今村さんを訪ねようとしたことがきっかけだった。電話で来日を伝えた際、現在も基金が活動していることを聞き、即座に寄託を決意したという。

 「当時は、貧しくて基金がなければ手術を受けられなかった。日本人の善意に心を打たれた。大人になって仕事で日本を何度も訪れ、常に基金のことが頭の片隅にあった。命を救ってくれた日本人へ恩返ししたいとずっと思っていた」

 今村さんは「『ニューニュー』は経済的にも自立できた。恩返しするのもめぐり合わせだろう。彼の人生が開けた姿を見届けられ、うれしい」と話した。

 この日、妻のリリーさん(49)と今村さんと本社を訪れたスリスティオさんは、白い封筒に入れた百ドル札200枚を寄託した。

 「基金にはこれからも子供たちを救ってほしい。世界にはまだ、かつての私のように、貧しいがゆえに手術を受けられない多くの子供が助けを待っています」

                   ◇

【用語解説】明美ちゃん基金

 昭和41年設立の医療基金。活動資金はすべて読者ら一般の善意でまかなわれ、100人を超える幼い命を救ってきた。外国籍は47年のスリスティオさんを皮切りに17カ国27人に上り、63年以降の16人はいずれも外国籍。

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母親の内縁夫の初公判は7月23日 西淀川女児遺棄致死事件(産経新聞)

 大阪市西淀川区で昨年4月、松本聖香さん=当時(9)=を虐待し衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた母親の内縁の夫、小林康浩被告(39)の裁判員裁判について、大阪地裁(樋口裕晃裁判長)は25日、初公判を7月23日に開くと発表した。審理は5日間で判決は8月2日。母親の松本美奈被告(35)の初公判は7月12日に開かれることが決まっている。

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五輪メダル計10個!池谷&長塚&谷…民主チーム五輪で参院選(スポーツ報知)

 民主党が今夏の参院選で柔道の五輪メダリスト・谷亮子(34)の擁立を決めたことで、同党からはメダル総数計10個の五輪メダリストトリオが国政を目指すことになった。谷と同じ比例代表で当選を目指す体操の池谷幸雄氏(39)は「一緒に当選できれば」といいながらライバル心もチラリ。茨城選挙区から立候補する自転車の長塚智広(31)は「茨城にも来てほしい」と選挙戦に向けラブコールを送った。

 池谷氏はこの日、講演会を前に谷出馬の報に接し、「びっくりしました。でも、スポーツをやってきた人は志が同じだと思うので、うれしいですね」と話した。

 五輪メダリストという共通点以上に、谷には親近感を持っている。谷が初めて出場した92年バルセロナ五輪に、池谷氏も出場。その前のソウル五輪に高校生で出場し、人気を誇った池谷氏は、谷とともに同五輪の“アイドル的”な騒がれ方をした。「取材も含め、一緒に写真を撮ったりしてるし、当時は、選手村でよく話もしてましたね」。

 2人は、ともに同大会で銀メダルを獲得。ただ、競泳の岩崎恭子さんが、14歳で金メダル獲得というビッグニュースがあったため、「僕たちより、話題はそちらに持っていかれました」と笑いながら振り返った。

 同じ党の比例代表のため、選挙では順位を争う“ライバル”ともいえるが、池谷氏は「一緒に当選できればいい。やりたいことは共通していると思うので」と相乗効果に期待。そろって当選の暁には、「仲間がいる方が、目指すことができると思います」と、スポーツ振興などの目標に向け“タッグ”を組むことを誓った。

 また茨城選挙区を自転車を使って活動している長塚も「谷さんは比例代表ということなので、茨城県にも来てほしいですね」と歓迎した。

 2000年のシドニー五輪に初めて出場した長塚は、選手村で谷と言葉を交わし、金メダルを見せてもらったという。その時、長塚は5位だったが谷の活躍に刺激を受け、次の五輪を目指すことを決断。04年のアテネ五輪に出場し、チームスプリントで銀メダルを獲得した。同じ五輪戦士の“参戦”はやはり心強いようで「同じスポーツ選手として、今度は将来の日本のために一緒に戦えればうれしいです」と話していた。

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草むらに50歳男性の変死体、靴は18m先で発見(読売新聞)

 8日午前9時35分頃、愛知県半田市馬捨町の市道脇の草むらで、同市板山町、会社員山本博三さん(50)があおむけに倒れ、死亡しているのを通行人の男性(35)が見つけた。

 靴を履いていないことなどから、県警は死体遺棄事件とみて捜査本部を設置した。

 発表によると、山本さんは、死後数時間が経過していたとみられる。黒色ジャンパーにズボン、ネクタイ姿で、着衣の一部が破れ、運動靴の片方が約18メートル離れた草むらに落ちていた。口と鼻から出血していたほか、額に複数の擦り傷があった。県警は9日に司法解剖を行い、死因を調べる。

 山本さんは父(76)、母(76)と3人暮らし。7日午後9時半頃、勤務先を退社して車で帰宅、車は自宅近くの駐車場に止めてあったという。

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JR東海7人、私鉄無賃乗車=IC乗車券の記録消去(時事通信)

 三重県桑名市のJR桑名駅などに勤務していたJR東海の社員7人がIC乗車券「ICOCA(イコカ)」を不正に使用し、出勤の際などに近鉄線を無賃乗車していたことが17日、分かった。7人は「運賃を浮かせるためにやった」と話しているという。
 JR東海によると、7人は近鉄沿線に居住しており、関西の私鉄とJRで利用できるJR西日本のイコカで近鉄線に乗車。桑名駅は近鉄とJRが併設されており、改札を出る際は仕事で使うJR東海の「職務乗車証」で料金を払わず通過、イコカの乗車記録は窓口の処理機で消去していた。不正使用は2008年8月から10年2月まで計258回、10万3300円分に上った。
 JR東海は今年2月に不正を把握、近鉄に謝罪し、7人を処分したが公表していなかった。非公表の理由について、JR東海広報部は「社内調査を継続中だったため」としており、ほかにも同様の不正がないか調べるという。 

<訃報>宍戸隆典さん94歳=元陸将(毎日新聞)
南極海捕鯨、半減も視野=沿岸商業捕鯨再開へ−日本(時事通信)
「心境さわやか」舛添氏、午後に離党届提出へ(読売新聞)
火山噴火 降灰、日本には届かず 健康への影響限定的か(毎日新聞)
3地震同時発生、想定死者・静岡で8100人(読売新聞)

<訃報>小澤克己さん60歳=俳人(毎日新聞)

 小澤克己さん60歳(おざわ・かつみ=俳人)19日、胃がんのため死去。葬儀は23日午後0時半、さいたま市西区指扇2250の1のセレモニーコスミック大宮。喪主は妻徳江(とくえ)さん。

 能村登四郎に師事し、俳誌「遠嶺」を創刊、主宰した。句集に「青鷹」「風舟」など。評論や俳書でも知られた。

<トキ襲撃>犯人?…順化ケージ侵入のテン、映像公開 佐渡(毎日新聞)
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巨大日本庭園7月完成 トルコに築く友好の心(産経新聞)

 親日国として知られるトルコで、巨大日本庭園の建設が急ピッチで進んでいる。草の根の「日本トルコ民間交流協会」(東京)が橋渡し役となり、世界各地で庭園を手掛ける第一人者の福原成雄・大阪芸術大教授(59)=造園学=が設計を担当、7月の完成を目指す。今年は両国交流史の原点となる「エルトゥールル号事件」から120年。節目の記念プロジェクトで、関係者は「両国友好のシンボルに」と期待を膨らませている。

 建設地は首都・アンカラの西約200キロにあるエスキシェヒル。紀元前千年ごろに築かれ、トルコ語で「古い町」を意味するが、20世紀前期のトルコ革命後に再建され、現在は主要な産業都市となっている。

 庭園整備は、ユルマズ・ブユックエルシェン市長(73)が発案した。市長はこれまで何度も来日した親日家で、京都の庭園などを訪れるうちに美しさに魅せられ、学長を務めた地元大学の学内にも日本庭園を建設したほどだ。

 市長は、かねて構想していた夢の実現のため、郊外に甲子園球場の約半分に当たる約2ヘクタールの敷地を確保し、昨年6月、同協会の石本寛治会長(71)に設計者探しを依頼。石本会長は、日本国内で日本庭園の専門家を探す中で、福原教授の存在を知った。

 ◆第一人者が快諾

 福原教授は、これまで米国やドイツなど、海外20カ所以上で日本庭園の設計を手掛けてきた権威。2001年には世界有数の園芸展とされる英国の「チェルシーフラワーショー」で金賞と最優秀賞を同時受賞し、06年には雑誌「ニューズウィーク」の「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれている。

 「海外にも日本庭園は数多くあるが、現代芸術風にアレンジしたり現地の文化と混ぜ合わせたりして本来の姿とはかけ離れている」。かねて一つの不満を抱いていた福原教授は、石本会長の依頼を快諾した。

 ■交流120年 大阪芸大教授が設計

 昨年8月に市長が来日した際、福原教授は自身が設計を手掛けた大阪府堺市にある大仙公園内の日本庭園を案内。大きな池を中心に、築山や小島などを配する「築山林泉回遊式」という手法を用い、ところどころに景勝を織り交ぜながらやがて水流が大海に注ぐ景観を、伝統的手法を駆使して表現していた。

 感動した市長は、その場で「こんな日本庭園を造ってほしい」と発注。福原教授は翌9月に現地入りし、さっそく簡単な設計図を市側に渡した。

 ◆深山幽谷を再現

 設計では、高さ2〜7メートルの築山を造成、落差2メートルの大滝を設けて「深山幽谷の景色」を再現する。滝つぼから分かれた2本の水流が流れ込む池には木橋や浮御堂を配置。半島状に延びた岬も表現する。福原教授は「エルトゥールル号事件にちなみ、和歌山県串本町の海岸も表現したい」と構想を膨らませた。

 使用する石材は、福原教授自らがトルコ国内で選んだ。先月末から今月上旬にかけて現場入りし、現地職員と協力して石組み作業を行い、荒々しい大滝部分の外観が姿をみせた。園内にはサクラなども植える計画で、茶室などの建設構想も浮上している。

 現地を見た石本会長は「トルコの数ある日本庭園の中でも、これほど本格的で大規模な庭園は例がない」と絶賛。「本物の日本庭園の姿を通じて、日本人の心も伝わるはず。トルコ国民に日常的に利用してもらい、日本文化に触れてほしい」と願っている。

                   ◇

【用語解説】エルトゥールル号事件

 明治23(1890)年、当時のオスマン帝国が、明治天皇拝謁(はいえつ)のため派遣した総勢650人の使節団を乗せた軍艦・エルトゥールル号が、横浜港からの帰路、台風に見舞われて和歌山県串本町沖で沈没。地元住民の献身的な救助活動で69人が救出された。串本町に慰霊碑が建立され、毎年慰霊式典を開催。トルコの親日感情に大きく寄与したとされる。

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<被爆マリア像>「戦争の悲劇伝えたい」 初の渡米 長崎・浦上天主堂(毎日新聞)

 長崎原爆で被爆し、首から上の部分が残った浦上天主堂(長崎市)の「被爆マリア像」が、5月にニューヨークの国連本部で開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ、初めて渡米する。マリア像とともに渡米する高見三明カトリック長崎大司教(64)は「キリスト教国の米国で、戦争の悲劇を伝えたい」と話している。

【特集】ヒバクシャ広島/長崎

 マリア像は爆心地から約500メートルの至近距離にあった旧・浦上天主堂に安置されていたが、長崎原爆で被爆。熱線で黒焦げになりながらも首から上の部分が残り、戦後の廃虚から見つかった。過去には85年にバチカンで、00年には旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の被害を受けたベラルーシで展示されたが、米国での展示は初めてだ。

 今回は高見大司教が国連の招きで訪欧後に渡米することが決まり、マリア像も「同行」することに。30〜5月7日の日程で、ニューヨーク市内の教会などで展示される見通しだ。【錦織祐一】

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